TRAINING PRINCIPLES

セット間インターバル

休息が短いほど «効いている» 感じはしますが、次のセットの回数が落ちれば総量は減ります。

結論

Tailrep のプログラムは、多関節種目に 150〜240 秒、単関節種目に 60〜90 秒を置いています。

研究で分かっていること

  • Singer ら (2024) のベイズメタ解析では、セット間の休息を 60 秒より長く取ることに小さな肥大の利があるとされました。一方、90 秒を超えて延ばしても明確な差は検出されていません。
  • その利は、休息が短いと次のセットの回数が落ち、結果として総ボリュームが減ることで説明できる可能性が示されています。
  • Schoenfeld ら (2016) の 8 週間の試験では、トレーニング経験者において 3 分の休息が 1 分より筋力・筋肥大ともに良い結果でした。

実践にどう落とすか

  • スクワット・ベンチプレスのような重い多関節種目は 2〜3 分。短くすると次のセットの回数が落ちる
  • サイドレイズやカールは 60〜90 秒で足りる
  • Tailrep はセットの完了チェックでレストタイマーが自動で走る。秒数は種目ごとの既定値として決めておける

この原則を使っているプログラム

参考文献

この原則の限界90 秒と 3 分のどちらが良いかは、種目の重さや個人の回復で変わります。研究の数もまだ多くありません。

  1. Singer A, et al. (2024) Frontiers in Sports and Active Living

    Give it a rest: a systematic review with Bayesian meta-analysis on the effect of inter-set rest interval duration on muscle hypertrophy

    系統的レビュー / メタ解析DOI: 10.3389/fspor.2024.1429789PubMed で見る
  2. Schoenfeld BJ, et al. (2016) Journal of Strength and Conditioning Research

    Longer Interset Rest Periods Enhance Muscle Strength and Hypertrophy in Resistance-Trained Men